岩手県盛岡市で活動中のアマチュア劇団「トラブルカフェシアター(通称TCT)」の特設ブログ。2009年6月に上演いたしました「腕呼争場-WANKO SOBA-」について、稽古風景や団員たちの日常の様子を日々綴り続けた回顧録です。
本日のネタバレポは、観劇後のアンケートでもかなり人気の高かった
『千手麺観音(せんじゅめんかんのん)』
についてです。
千年にひとり現世に現れるという千手麺観音。
たくさんの手を一気に使い、目にもとまらぬ早業で蕎麦を盛ることができる、まさに『盛り(もり)の神』。
なんと鈍汰がその千手麺観音だった!こりゃビックリだ!...という展開。
とはいえ、舞台上でさすがに千本の手は生やせない。
なので、役者たちがタテ一列に並び、手を表現するという手法を用いました。
横から見てしまうと若干マヌケなのですが、正面から見れば...

どうだ!(笑)
照明効果もあいまって、おもしろく、かつキレイな仕上がりに!
印を結んだ鈍汰の「メーン!」という叫びとともに、無数の手が蕎麦をカツオに投げ、それをカツオが食べるといった寸法。
ちなみにこの際、鈍汰&後ろの役者たちは低めの声で「はっはっは、はーっはっは」と笑っています。
なぜなら、神だから。
(正確にいえば、観音は神じゃないんだけどね。)
といったわけで、今回は千手麺観音にスポットを当てましたが、
次回からは、十割カツオをはじめ、それぞれのキャラクターに1人ずつスポットを当ててお送りする予定です。
舞台写真もUPしていくのでお楽しみにね!
ちなみに今回の舞台写真は、香港活劇姉妹の川原久枝様が撮ってくださいました。
ありがとうございました。
なおこ@webmaster
『千手麺観音(せんじゅめんかんのん)』
についてです。
千年にひとり現世に現れるという千手麺観音。
たくさんの手を一気に使い、目にもとまらぬ早業で蕎麦を盛ることができる、まさに『盛り(もり)の神』。
なんと鈍汰がその千手麺観音だった!こりゃビックリだ!...という展開。
とはいえ、舞台上でさすがに千本の手は生やせない。
なので、役者たちがタテ一列に並び、手を表現するという手法を用いました。
横から見てしまうと若干マヌケなのですが、正面から見れば...
どうだ!(笑)
照明効果もあいまって、おもしろく、かつキレイな仕上がりに!
印を結んだ鈍汰の「メーン!」という叫びとともに、無数の手が蕎麦をカツオに投げ、それをカツオが食べるといった寸法。
ちなみにこの際、鈍汰&後ろの役者たちは低めの声で「はっはっは、はーっはっは」と笑っています。
なぜなら、神だから。
(正確にいえば、観音は神じゃないんだけどね。)
といったわけで、今回は千手麺観音にスポットを当てましたが、
次回からは、十割カツオをはじめ、それぞれのキャラクターに1人ずつスポットを当ててお送りする予定です。
舞台写真もUPしていくのでお楽しみにね!
ちなみに今回の舞台写真は、香港活劇姉妹の川原久枝様が撮ってくださいました。
ありがとうございました。
なおこ@webmaster
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コメント(3)
このシーンは
このアイディアも凄いですが、「めーん!」の掛け声に素晴らしいセンスを感じました
残念ながら正面ではなく、端での観劇であった為、神々しいシーンはみられませんでしたが、連れと大笑いしていましたよ
あのワンシーンの為の練習量が胸を打ちます

残念ながら正面ではなく、端での観劇であった為、神々しいシーンはみられませんでしたが、連れと大笑いしていましたよ

あのワンシーンの為の練習量が胸を打ちます

端から見ると
正面から見るのに比べてどうしても、みんながずらっと並んでいるのが見えてしまうので、神々しさには少々欠けますが、神々しさの裏側にこんな珍妙な風景が...!という発見もできます(笑)
稽古場で千手麺観音の稽古をするときは、いつも窓ガラスを鏡のかわりにして、動きのタイミングを合わせるための掛け声をかけながら、みんながウネウネと腕を動かしておりました。ハタから見ているととても珍妙な光景でした。
稽古場で千手麺観音の稽古をするときは、いつも窓ガラスを鏡のかわりにして、動きのタイミングを合わせるための掛け声をかけながら、みんながウネウネと腕を動かしておりました。ハタから見ているととても珍妙な光景でした。
ありがとうございました!
>さかなさん
ご来場いただき、ありがとうございました!!
千手麺観音を気に入っていただきありがとうございます!
「メーン」と脚本で書くのは最初で最後のような気がします(笑)
今回の公演は稽古場の笑いが客席でも起こるのかが重要な要素だったと思っています。
役者陣は、自分達がしていることが面白いのかちょっとばかり疑念をもったときもあったのではないかと、、、。しかし、それでも「面白い」と信じ、最後まで演じきってくれたことに演出として感謝感謝です。
ご来場いただき、ありがとうございました!!
千手麺観音を気に入っていただきありがとうございます!
「メーン」と脚本で書くのは最初で最後のような気がします(笑)
今回の公演は稽古場の笑いが客席でも起こるのかが重要な要素だったと思っています。
役者陣は、自分達がしていることが面白いのかちょっとばかり疑念をもったときもあったのではないかと、、、。しかし、それでも「面白い」と信じ、最後まで演じきってくれたことに演出として感謝感謝です。
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