昨日あれから出かけて、結局朝帰りでした。
私、ダメな嫁です。
さて、キャストネタバレポ第2回は、お客様からの人気もかなり高かった男・稲庭鈍汰。
演じますのはTCTの愛すべき弾丸小僧、『デラ』こと小野寺養修(おのでらよしひさ)です。
饂飩か蕎麦か敵か味方か 稲庭鈍汰
威華麺学園一号生
【盛り】担当
うどんの里、稲庭家の嫡男。「鉄の胃袋」を持つとされるが、蕎麦を食べることができない弱点をもつ。
【必殺技】
もみあげブーメラン
【解説】
稲庭家一子相伝の秘術。術者の気を込めたもみあげは音速の壁をやぶるとまで言われている。しかし、技の威力は術者の能力によって左右されるので、使う際には注意が必要である。
(※以上、パンフレットより抜粋)
蕎麦を受け付けない体でありながら、両親の勝手な親心(?)により、威華麺学園わんこそば学級に入学することとなる鈍汰。
蕎麦を食べることができなくとも、伝説の決闘法『腕呼争場』を制すれば、学園を掌握することができる...という両親の教えを胸に抱き、鈍汰は学園の門をくぐることとなったのです。
『腕呼争場』への道のりを通し、鈍汰がどう成長していくか。それが、この芝居の大きなミドコロなのかもしれません(と私は勝手に思っているんですがどうですか、エンドゥさん)。
では、舞台上での稲庭鈍汰の生き様を、写真とともにどうぞ。
意気揚々と入学式に参列するものの、一号生筆頭を奪い合うカツオやルチンたちのすったもんだにまったく絡めず、しょんぼりする鈍汰。
そこに、母から一本の電話が。
(ちなみに鈍汰の右のもみあげは携帯電話の役目を果たし、着脱可能。ちなみに左は『もみあげブーメラン』。)
どうやら母は、鈍汰が一号生筆頭であると信じて疑わない様子だ。
そんな母の様子を見て、鈍汰はやむなく「自分が筆頭だ」と、そして「自分が十割カツオと腕呼争場で闘うこととなった」と嘘をついてしまう。
入学式以来だれにも絡んでもらえず、意気消沈していた鈍汰。
そんなある日、ついに生徒と接触する機会が!
それは、腕呼争場のチームを作るのに必死な十割カツオと天笊ワサビだった。
声をかけてもらえて、腕呼争場に出られて嬉しいという気持ちを不器用に押し隠しながら、
鈍汰はカツオのチームで腕呼争場に出ることを了承する。
腕呼争場の決戦場・もみじおろし山の頂に向かう途中、鈍汰は鴨南番の襲撃を受ける。
秘伝『もみあげブーメラン』をお見舞いしようとしたが、案の定(?)失敗。
必死に逃げようとするも、南番にボコボコにされてしまう。
しかし止めを刺されそうになるその瞬間、鈍汰の体からまばゆい光が!
この光と底知れぬ力の正体は、いったい...?
腕呼争場の決戦中、いろんな出来事が引き金となり、鈍汰の中に眠る力がついに呼び覚まされた。
千年にひとり現世に現れるという千手麺観音。それが鈍汰だったのだ。
南番に襲われたときの光&力は、千住麺観音の力が表に現れたものだったのである!
千の手をフルに使い、鈍汰はカツオに蕎麦を超高速で盛りつづける!挽回なるか!?
ダッタン猿橋の技により氷づけになってしまい、蕎麦を口に運ぶことができなくなってしまったカツオ。
鈍汰は、自分がカツオのかわりに蕎麦を食べることを決意する。
しかし鈍汰の体は蕎麦を受け付けない。口にしたら最後だということは、彼自身がいちばんよくわかっていた。
だが、鈍汰は自分の命などかえりみず、蕎麦を3杯口にする。そして...。
さて、写真を見てわかるとおり、鈍汰のメイクはちょっと独特。
まゆげともみあげは、当然のごとく、つけ毛です。
このつけ毛はすべて衣装メイク担当・しんべえさん(高崎美絵)の力作。
特にも、『もみあげ』は、上演中何度もつけたりはずしたりを繰り返すため、しんべえさんはかなり試行錯誤を繰り返しておりました。
そりゃあね、手から毛も生えるっちゅーもんです。
そんな鈍汰くんですが、
濃いまゆげ&もみあげは父親から、
目の下のクマは母親からの遺伝...という設定のようです。
遺伝子おそるべーし。
(パンフレットをお持ちの方は、ぜひパンフの写真でご確認を!)
次回のキャストネタバレポは、天笊ワサビを予定しております。
アデュー!
なおこ@webmaster